シャラポワのドーピングいつから?禁止薬物メルドニウム効果がヤバい
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ロシアの妖精と呼ばれ、現在世界ランキング7位のシャラポワがドーピング陽性反応を示したことを自ら会見で発表しました!
重大発表があると聞いていましたが、その内容がドーピング陽性と予想していた人は少なく、世界中が驚くこととなりました。
いったいいつから使ってたの?
騙された!
といろいろな思いが渦巻きます・・・
というわけで、シャラポワのドーピングについて調べてみました。
シャラポワのドーピングはいつからなの?
シャラポワはドーピングをいつから行っていたのでしょうか?
会見で、シャラポワは次のように述べています。
「大事なことなので理解してもらわなくてはなりませんが、過去10年間、この薬品はWADAの禁止リストに含まれず、私は10年間、合法的に使っていました」とシャラポワ選手は説明。「けれども1月1日にルールが変更され、メルドニウムは禁止薬物になった。そのことを私は知りませんでした。12月22日にWADAから禁止対象リストの変更についてメールを受け取ったけれども、対象薬物一覧のリンクを私はクリックしなかった」と述べた。
(引用元:BBC NEWS JAPAN)
今回禁止薬物としてひっかかったメルドニウムは10年前から服用していたということです。
ただ、最近になるまで禁止薬物として指定されていなかったので合法だったと。
禁止薬物指定されていなかったとはいえ、10年間も服用していたという事実に私はショックを受けました。
シャラポワは現在28歳。
10年前はまだ18歳です。
プロ生活のかなり初期の頃から服用していたことになります。
ではなぜメルドニウムを使用していたのでしょうか?
シャラポワの弁護士のコメントです。
ハガティー弁護士は、選手がメルドニウムを使い始めたのは「なぜ頻繁に体調を崩すのか把握するため、医師が大量の検査を重ねた結果」処方されたと説明。「心電図に異常があり」「糖尿病の兆候もいくらかあった」ため、メルドニウムを含む薬を勧められたという。
(引用元:BBC NEWS JAPAN)
つまり、医療目的で服用していたと言っています。
もちろん、表向きはそうでなければ服用できないわけですが・・・
これに関しては疑わしいという声が大きいようです。
シャラポワの使用した禁止薬物メルドニウムの効果は?
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さてではメルドニウムにはどのような効果があるのでしょうか?
メルドニウムは本来は心血管疾患の治療用の薬で、血液循環を改善する効果があります。
血液循環を改善するため、
・疲労回復
・持久力向上
・細胞への酸素供給向上
といったスポーツ選手にとって嬉しい効果を得ることが出来るのです。
この効果があることをきけば、
本当に医療目的で服用していたの?
と疑いの声があがるのも仕方のないことでしょう。
シャラポワは5回通告を受けていた
会見の場で、シャラポワはWADAからの通告メールを見逃した旨を述べていますが、5回通告を受けていたと英タイムズ紙では報じられているということです。
「それ以外にも計4回、メルドニウムが選手の耐久力を高めるなどの理由で今年1月から禁止薬物に指定されるということは、国際テニス連盟(ITF)、女子テニス協会(WTA)、WADAから通告されていたはず。WADAの通告は昨年9月にもあった」
(引用元:夕刊フジ)
5回も通告されていて気付かないことがあり得るでしょうか?
シャラポワだけではなく、チームスタッフ全員が・・・
5回通告を受けていて、会見で1度メールを見落としたと述べたのなら、嘘をついていることになります。
嘘をつく理由を勘ぐってしまいます。
シャラポワ以外にもいる!メルドニウムを使用していたスポーツ選手
メルドニウムを服用していた選手はシャラポワだけではないようです。
アゼルバイジャンのバクーで昨年初開催された欧州の総合競技大会で約500選手が1月に世界反ドーピング機関(WADA)禁止薬物リストに加えられた「メルドニウム」を使っていた可能性があることが9日、英スポーツ医学専門誌の調べで分かった。英BBC放送などが報じた。メダリスト13人が含まれているという。
(引用元:毎日新聞)
500選手!
ものすごい数の選手が服用しているのですね。
そんなに心臓に問題を抱える選手が多いのでしょうか???
このドーピング問題は今後しばらくスポーツ界を騒がせることになるかもしれないですね。
シャラポワの引退は?
「引退はしない。こんな形では終わらせたくない」とシャラポワは言っていますが、実際のところ難しいのでは。
大型スポンサーがスポンサー契約を停止したことをあげるまでもなく、周囲からの視線は冷ややかなものになります。
メルドニウムを使用しないことで、今よりも成績は下がるでしょう。
そうすると、世界ランキングも10位より下にズルズル落ちていくものと思われます。
今まで試合で出来たことが出来ず(薬の助けを借りていたので当然ですが)、イメージのズレに苦しむはずです。
自分がスポーツ選手で同じ状況ならとても続けていける精神状態とは思えません
個人的にはいつ引退を決断してもおかしくないのでは?と思ってしまいます。
マレーはシャラポワに厳しいコメント
男子テニスのマレーはシャラポワに「陽性反応の報いを受けるべき」と批判をしています。
ドーピングをしていない選手からすると当然の反応かもしれません。
「運動能力向上剤を摂取して、薬物検査に落ちた選手は出場停止処分を受けるべき」と語ったマレーは、「こういったことは、スポーツ界では定期的に起こること。ショッキングだとは言わない。今年1月1日から、55選手が検査に落ちたと目にした。ハイレベルなスポーツ選手が心臓に異常をきたしているとは思わない」と語った。
マレーは続けて、今年1月以降のメルドニウムの陽性反応検出数の増加は、多くの選手が合法の能力向上剤を処方薬に求めていることを示していると語った。
「ただ合法だからといって、必要のない処方薬を摂取するのは間違っている。能力を向上するという利益のためにやっているんだ」
(引用元:AFP)
プロスポーツ選手の目から見て、「ハイレベルなスポーツ選手が心臓に異常をきたしているとは思わない」というコメントは重みがあります。
まとめ
シャラポワは心臓に問題を抱えているのかどうかは本人しかわかりませんが、、、
状況的に疑わしいと感じる人は多いのではないでしょうか。
このことがきっかけとなり、スポーツ界におけるドーピング問題で知りたくないことが明るみに出てくるかもしれないと思うとちょっとコワいです。
今後、スポーツ界におけるドーピング問題がどのように進んでいくのか気になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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