リアル下町ロケットといわれる植松電機・植松努がアツい
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いよいよ今晩からドラマ「下町ロケット」が開始ですね。
池井戸潤さん原作で、非常に前評判の高いドラマです。
自分も楽しみにしているドラマです。
この「下町ロケット」、町工場が集う大田区の中小企業と日本最大重工会社の宇宙事業を巡る戦いを描いている作品ですが、実はリアル下町ロケットとも言われる中小企業が存在することをご存知でしょうか?
それが北海道赤平市にある植松電機です。
どんな会社、そして社長なのでしょうか?
北海道赤平市の従業員18人の植松電機
植松電機は北海道赤平市にある従業員18名の会社です。
そんな小さな会社ですが、ロケットや人工衛星を丸ごと造っています。
そしてNASAやJAXAなど、様々な人が視察に訪れる会社です。
世界に3つしかない無重力の実験装置を造る
NASAとドイツの研究所と植松電機の世界に3つしかない無重力実験装置を造ってしまっています。
この装置を一番使っているのはJAXAだそうです。
2006年に人工衛星を作る
2006年に人工衛星を作成し、JAXAのロケットで打ち上げることに成功しました。
これは町工場が独自で作った初の人工衛星だったそうです。
北海道大学と共同でロケットを飛ばす
北海道大学と共同でCAMUIロケットを2007年に飛ばしています。
今では高度8500mまで飛ばしているそうです。
社長の植松努さん、TEDで演説する
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植松電機社長の植松努さんはTEDでスピーチを行ったことがあります。
TEDはスティーブ・ジョブズ等の世界の著名人スピーチを配信しているのですが、それら著名人に交じって植松さんがスピーカーとして選ばれたのです。
そしてそのTEDでのスピーチが世界中で絶賛されました。
その時のスピーチがこちらです。
どうやったら成功するのかを探すことの大切さを説いてくれます。
Hope invites | Tsutomu Uematsu | TEDxSapporo
夢をあきらめかけた植松努さんを母の言葉が救う
中学生の頃、夢を先生に語った植松さん。
先生には
そんなものは東大にいかないとダメだ
こんな小さな町から東大にいった人はいないからこの町に生まれた段階で無理
ということを言われ、がっかりしたそうです。
そんな時、母親のこんな言葉が植松さんを救ってくれたそうです。
思うは招く
為せば成る
素敵な親子関係だなと思います。
植松努さんの夢
植松努さんの夢はとっても素敵なものでした。
僕の夢はひとの自身や可能性が奪われない社会を作りたい。
僕の宇宙開発はそのための手段でしかありません。誰もが憧れて誰もが諦めさせられる宇宙開発を北海道のこんな小さな会社で出来るって
示したらなにか世の中変わるかなって思ってやってみたもので僕にとってこの宇宙開発は夢ではないんですね。
僕の手段でしかないです。
まとめ
宇宙開発というと、大きなバックがないと出来ないような気がしてしまいますが、植松さんのように信念を持っていればそんな一見難しいことも為し得るのですね。
母親の言葉に救われ、今はその想いを高校生など未来がある子供達にも伝えているという植松さんは中小企業のみならず、日本企業の光だと思います。
これからも植松電機が宇宙開発で活躍し続けていったほしいです。
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